ザンギの鉄道旅行

復刻版時刻表を使って色々遊んだり、たまにリアル旅行記も書いたりしています

長崎観光記

www.zanghi-tetsudo.com

 

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時系列的には上2つの記事の間です。

さくらかもめ鹿児島中央から長崎に移動し、そこから長崎を観光しました。

駅から出口を出て、市電乗り場に向かいます。

この日は市電の1日乗車券(600円)を利用しました。長崎市電は、1日乗車券のほかに、24時間乗車券(700円)なるものもあるのですが、私はその日しか使う予定がなかったため、1日乗車券の方にしました。例えば、昼過ぎに長崎に着いて、その日と翌日の午前中両方市電を利用したい場合は24時間乗車券を利用すれば良いと思います。ちなみに普通に乗ると、大人1人140円です。払いにくい、、、

この3日後広島行きましたけど、広島の市電は190円でもっと払いにくかったです。

なんでこんな払いにくい値段なんでしょう?ICカード使うか1日乗車券買えってことなんですかね?

 

そんなことはおいといて、まず向かったのは原爆資料館です。

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原爆資料館の電停(そのままのわかりやすい名前)で降ります。電停からは近いですが、資料館までは急な上り坂でした。

入場料200円を払って中に入ります、

展示は「1945年8月9日」「原爆による被害の実相」核兵器のない世界を目指して」「ビデオルーム他」と続きます。

「1945年8月9日」では原爆が投下された11時2分を指して止まった時計、被爆前の長崎の街や市民の生活、きのこ雲の映像が、「原爆による被害の実相」では、当時の長崎の惨状、被爆者の遺品、生存者の訴えなどが、核兵器のない世界を目指して」では核兵器開発の歴史や国際情勢、現代の核兵器が、それぞれ展示されており、「ビデオルーム他」では原爆記録映画の上映や、原爆、平和に関するクイズコーナーがありました。

まあ、なかなか堪えました。先程言った通りこの3日後、広島に行き平和記念資料館も訪れたのですが、両館とも原爆の被害をリアルに伝えており、訴えかけてくるものがありますし、改めて原爆、戦争の悲惨さが身に沁みました。訪れたとき、そしてこの記事を書いているときは、ちょうどウクライナが軍事侵攻されているときでしたので、誰とは言いませんが、○シアのフ○ーチンに見てほしいと強く思いました。

 

原爆資料館をあとにして、今度は平和公園に向かいます。その途中、原爆落下中心地なるものがあったので立ち寄りました。写真をよく見ると、「原爆殉難者名奉安」の横(奥?)に「原子爆弾落下中心地」と書いてあるのが分かると思います。

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中心地にはこの碑の他にも浦上天主堂の遺壁の一部を移転したものや被爆当時の地層などがあり、こちらでも原爆の被害を目の当たりにすることができます。

次に平和祈念像に向かいます。私は平和祈念像があるところだけが平和公園だと思っていたのですが、先の原爆落下中心地を含め、野球場があるところや資料館があるところも全て平和公園に含まれるようです。そうなると、「原爆資料館をあとにして、今度は平和公園に向かいます。」というのはおかしな表現だったかもしれません。まあ、資料館から像の方に向かい、途中で原爆落下中心地を訪れた、ということです。

 

入り口から階段orエスカレーターで少し上がった先に平和祈念像がありました。

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平和公園内に静かに、しかし、強く佇んでいました。

点を指す右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を表し、軽く閉じた瞼で原爆犠牲者の冥福を祈っているそうです。

 

先述の通り、私はこの3日後に広島も訪れました。(3回目)

原爆投下後75年は草木も生えないだろうと言われたそうですが、両市とも豊かな緑が広がっており、一見この街にほんとに原爆が落ちたのか?というほどキレイな町並みが広がっています、しかし、街を歩いてみると広島の原爆ドーム、長崎の山王神社の一本柱鳥居など当時の遺構が残されており、当時の惨状をうかがい知ることができますし、資料館を訪れれば、多くの展示とその解説文、そして被爆者の方の証言からあのとき、そしてあの後何が起こったのか詳しく知ることができます。

皆さんも何かの機会に是非広島、長崎を訪れてほしいと思います。きっと何か思うところがあると思います。

 

さて、平和記念公園をあとにして市電で出島に向かいます。出島は外からちらっと見ただけで中には入りませんでした。

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入場料は520円です。ちなみに私は入場料が500円を超えると入る気があまり起こらない、という人です。より正確に言うと、リスク(入場料)とリターン(その施設の"面白さ")を計算するのですが、多くの施設でリスク<リターンリスク>リターンに入れ替わる点が私の場合500円だということです。500円を超えると急にリターンへの期待値が大きくなっちゃうんですよね。

とはいえ、500円を超える施設には絶対に入らないというわけではなく、絶対に入りたい!という施設など、リスク<リターンと判断したら1000円だろうが入場料を払って入りますし、500円以下でもリスク>リターンと判断したら入りません。施設によりけりですが、だいたい500円超えると入りません。

出島の場合私の中でリスク>リターンだったのでスルーしました。

原爆資料館はリスク<<<<<<<<<<リターンと判断し即入館しました。)

 

出島の周りを歩いたあとは大浦天主堂とその隣グラバー園に向かいます。出島から大浦天主堂までは直通の市電がないので出島停留所の隣、新地中華街で乗り換えですが、市電の1駅は大したことないので新地中華街まで歩いそこから市電に乗り、大浦天主堂に向かいました。停留所からまた原爆資料館と同様、坂を上り大浦天主堂に到着。入場料は1000円。こんなことを言うのはなんですが、正直教会を見るだけで1000円は高すぎませんか?リスク>リターンと判断しスルーします。そして隣のグラバー園へ。こちらは入園料620円です。こちらもスルーです。私の大浦天主堂グラバー園訪問はただ市電に乗って坂を上っただけで終わりました。

 

出島、大浦天主堂グラバー園とも素晴らしい施設なんでしょうし、絶対訪れてみたい!という方もいらっしゃると思いますが、私個人としては入場料がちょっと…という感じでした。

 

今度は市電で眼鏡橋↓に向かいます。

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この写真は私が撮ったものではありません。私も写真を撮りましたが、結構他の方が写っていたので載せるのをやめて、写真ACよりお借りしました。

橋を渡るもよし、下に降りて歩くのもよしという感じで、出島、大浦天主堂グラバー園に入らなかった私はしばらく散策していました。

 

 

長崎には他にもいろいろ観光スポットがありますが、時間の関係で私が訪れたのはこれだけです。また、私は後半結構スルーしましたが、訪れたいところがあれば是非入ってみて下さい。