どうも!ザンギです!
今回は復刻版時刻表を使って1964年10月当時、青春18切符1回分でどこまで行けるのかを東京駅発で見ていきたいと思います。当時まだ青春18切符は存在していないのですが(笑)。ちなみにこれはシリーズ化していきたいと思います!
では、早速みていきましょー
まずは北から
今だと東京駅発の限界は青森(22:18)となっています。第三セクターには乗れないので、奥羽線経由で遠回りしなければならないのですが、青森までは行けるんですね。
では、1964年10月ではどうなるでしょうか?
東京4:27→4:36上野5:37→12:45福島14:35→22:07盛岡
となっており、福島駅で約2時間の待ち時間があるにも関わらず、盛岡まで行けたようですね。少し意外です。
東京→上野は約1 時間後の電車で大丈夫だと思いますが、のっていなかったので始発にしときました。この区間を山手線で移動した後は共に7時間以上の乗車時間となる長距離普通列車に乗ることになります。ちなみに今のダイヤだと盛岡到着の最速は17:14と、なっています。
次に西
今だと東京駅発の限界は米子(23:25)、小倉(0:05)、松山(23:07)、大歩危(19:48)、牟岐(23:08)となっています。
では1964年10月ではどうなるでしょうか?
東京5:20→13:10名古屋13:53→17:30京都17:44→18:54神戸19:15→21:10播州赤穂21:21→22:37岡山22:42→2346福山
まず、東京〜名古屋間の普通列車があったことが驚きです。乗車時間は驚異の7時間50分!先程の上野→福島、福島→盛岡の普通列車の乗車時間を上回りました。
最速130kmを誇るJR西日本の新快速がないだけでなく、乗る電車がほぼ各駅停車ということで福山までしか行けないんですね。また、岡山に22:37に到着してもその日中に乗れる宇高連絡船がないため四国方面へは行けません。ちなみに今のダイヤだと福山到着の最速は17:34となっています。
こう見てみると北、西とも今のダイヤで17:30前後に到着できるところが当時の限界だったようですね。
では、次回は大阪発で見ていきたいと思います。